MIWARA BIOGRAPHY "VIRTUE KIDS" Virtue is what a Japanized ked quite simply has, painlessly, as a birthright.

東亜学纂学級文庫

『息恒循』を学ぶ

一学84 ミワラ<美童>の然修録 R3.5.9(日) 朝7時

#### 一学マザメ「目的の学を{主題|テーマ}にしたのに、内容は、{莫|まく}妄想!」然修録 ####

 *目的指向の深層心理*……目的の学を主題にしたのに、その内容は、正に莫妄想……禅……*原始仏教*になっちゃったーァ!! すべての真理は、大きな*一つの真理*の一部分なりやッ♪
   学徒学年 マザメ 少循令{悪狼|あくろう}

 一つ、学ぶ。

 マクモウソウ、マクモウソウ……。
 なんかさッ!
 肌はミズボウソウになり、目はケツマクエンになり、頭ん中はクモマッカで出血しそうだわッ!

 で、この流れを、変える。
 よろしくーぅ♪

 ちょっと、知り合いの悩みの話なんだけどさーァ……って。
 まァ、いいやなッ!
 取り{敢|あ}えず、書くわねーぇ♪

   《 あたいの人生、どこへ行けばいいのさッ! 》

 なんか、いろいろ、選ばなきゃなんないことが、増えてきたよね。生くべきか死ぬべきかは、さすがにちょっと極端だけど、でも{漠然|ばくぜん}と、自分はこれから、どうやって生きていけばいいのか……なんてさァ。
 いくつもある道のどれかを選択しようと思っても、なんかそのどれもこれもが、パッとしなくってさァ……。
 結局さァ。悩んだって、正解があるわけでもないし、未来が判るわけでもないんだからさァ。どうやって生きていけばいいかなんて、土台判りっこないし、悩んでも無駄ってことなのよね。
 そんなこと、もうとっくに、判ってるんだけどさァ。
 これ、知り合いの話ねッ♪

 あたいの天命を考えたのは神だけど、あたいっていう人生を始めるって決めたのは、あたいなんだから、それをどういう人生にするかも、あたいが、勝手に決めりゃあいいだけのことなのさ。
 あたい、去年の秋の然修録に、書いたよね?
 覚えてる?
 「胎内が栄養不足だったら、そこは{牢獄|ろうごく}! 生れ出た家庭に活気が無かったら、赤ちゃんは、自らの意思で、自殺を選ぶ能力を、そのとき{既|すで}に持っているのだッ!」……って。

 あたいは、自殺を選ばなかった。つまり、あたいは、もうとっくの昔の(今と同様に)可愛らしい赤ちゃんのときに、生きるって自分で決めたってことさ。
 誰かに道を教えられて、その先で{肥溜|こえだ}めに落ちて真っ茶色人間になったって、誰かに物を買うように勧められて、それがとんでもない不良品か{偽物|にせもの}だったり……って、どっちにしたって、その誰かさんに、一切責任はない。
 だって、誰になんと言われようと、言われまいと、そうするって決めたのは、自分なんだから。絶対に、他人には決められない。
 そりゃーさァ! 自分一人で決めたって、大失敗することはあるさ。{寧|むし}ろ、独りで決めたほうが、危ういことのほうが多いってもんさ。
 でもさ。
 同じ失敗をするんなら、他人に言われたとおりにして失敗するより、自分で考えて、自分で選んで、自分で決めて失敗したほうが、{諦|あきら}めがつくってもんじゃん。違う?

 「あたいの人生に、どんな意味があるんやろう……」ってかい? あんた、あたいの話、聴いとんのかい! 元々人生に、意味なんか無いんだよ。意味が欲しけりゃ、自分で与えてやるしかないのさ。
 その証拠に、あたいの人生で一番大切なものと、あんたたちの人生で一番大切なもの、ぜーんぜん違うっしょ! やれ{祈|いの}りさえすればあなたも幸せになれますよだとか、やれ聞こえないふりをしないで寄付してあげてくださいよだとか、それってただ、優越感に浸って、自分を{慰|なぐさ}めたいだけだろッ!
 逆なんだよッ! 
 一人ひとりみんな違うんだから、一人が一人に呼びかけたって、生きる意味が違うんだから、反感買うだけじゃん!
 そうじゃなくって、自分一人より仲間十人のためになるようなことだとか、仲間十人のことより、町の千人の人たちのためになることだとかを、とにかく迷ったら、より多くの人のためになる方を、選べばいいのさ。

 スピア!
 「より動きが多いほうを選ぶ」……それもいい。
 ツボネエ!
 「より大きく変われるほうを選ぶ」……それも、いいさ。
 じゃあ、あたいのも、加えてよォ♪
 「より、多くの人のためになれるほうを選ぶ!」

 あたいら自然人……自然{民族|エスノ}ってさァ。自然の一部なんだろッ? だったら、あたいは、みんなの一部さ。あんたらだって、一人ひとりが、みんなの一部さのさ。それが、共同体……仲間意識ってもんだろッ?
 それが一番、幸せを感じられる感覚……幸せになれる生き方ってもんじゃ、ないのかい?

 ここで一つ、大事なことがある。
 あたいらは、{美童|ミワラ}だからね。
 {武童|タケラ}{即|すなわ}ち、{曲者|くせもの}を目指さなきゃなんない。……そう、{格物|かくぶつ}さ。
 武童に教示されて、{民族|エスノ}のために必死こいて働く……{或|ある}いは、寝る暇も惜しんで、{陰謀|いんぼう}の準備を着々と進める。
 それが、本当に正しいことなのかどうか、迷ったときには、ヒト種全体、この国全体、この星の生きもの全体にとってどうなのかって、より大きな集団を見渡して、己を正し、仲間を正し、{先達|せんだつ}{武童|タケラ}を正し、{延|ひ}いては自ら己の天命も、{格|ただ}す。
 要は、「こんなことがまかり通る世の中で、本当にいいのかッ!」って、考えてみりゃいいってことさ。
 ここで、言ってやりたいもんだねぇ♪
 「聞こえないふりしないで、あんたも世のため人のためのこと、ちょっとは考えなさいよねぇ!」……みたいな(アセアセ)。

 でもね。
 ここで言う「**ちょっと**」が、味噌なのさ。
 何も、「常に、世のため人のために、生きろ!」……だなんて、言ってる訳じゃない。仮に、カッコつけてそんなことを言ってみたところで、出来る訳がない。不可能ってやつさ。{飽|あ}くまで、「迷ったときには……」ってこと。

 そうさッ♪
 あたいの人生を決められるのは、あたいしかいない。
 あんたの人生を決められるのも、あんたしかいない。
 もし、心に信じるものを秘めているなら、地球が粉々に破裂しようが、太陽がトロトロに溶けてしまおうが、そんなもん、どうだっていい!
 自分の心の本音の声に、従えばいいのさッ♪

_/_/_/ 「後裔記」、「然修録」
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_/_/_/ 『亜種記』
Vol.1 [ ASIN:B08QGGPYJZ ]

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