MIWARA BIOGRAPHY "VIRTUE KIDS" Virtue is what a Japanized ked quite simply has, painlessly, as a birthright.

東亜学纂学級文庫

『息恒循』を学ぶ

第4集「教学編」金曜朝7時配信 R3.3.19 一学64

#### 然修録「人は信じる事を{怖|おそ}れる。読書を自反する」 少女ツボネエ 少循令{飛龍|ひりゅう} ####

 *事実を見せつけても*、他人は{易々|やすやす}とは*信じてくれない*もの。*自反で信じ得た*奇想天外な読書法♪

 一つ、学ぶ。

 幼循令の七年間は、偉人の伝記を読めぇ?
 言わずもがな、サギッチの然修録の話だけどさ。
 異論在り。
 〈偉人の伝記〉に対してじゃない。
 〈読め〉に対してさ。
 その前に、屁理屈を一つ。
 幼循令の一年目は、ゼロ歳。伝記、読めるんかい!……{云々|うんぬん}。
 言いたいのは、そんなことじゃない。
 去年の今ごろ、あたいは、幼循令の七年目。
 読めるさ、伝記くらい。
 でもさ。あたい、読むの、遅いのさ。
 先輩たち、特に学人や門人、本、いっぱい読んでるよねぇ?!
 あたいが本を読む量、その{速さ|スピード}は、{一月|ひとつき}に、精々一冊!
 驚いたァ?
 おっつかないよねぇ?
 それで、その、**読書について、読書して**、いろいろと,考えてみた。
 だからみんなも、考えてみてよッ!

   《 あたい的、読書維新! 》

 乱世。
 特に、これから先。
 それくらいのことくらい、あたいにだって、{判|わか}る。自然人であれ、文明人であれ、和の人たちであれ、これから先の乱世を生き抜いてゆくためには、もの{凄|すご}い速さで、情報を処理しなきゃなんない。
 目まぐるしく{襲|おそ}ってくる悪意と善意がごちゃ混ぜになった情報を、たった一つの頭脳で、処理しないといけない……って、めっちゃたいへんなことよねッ?
 大特急で知識を習得し、{智慧|ちえ}を会得しなきゃいけない。だから、そのために学問がある。{況|いわん}や、書の中の偉人と、対話をする……これ、無論「よし♪」。
 次、行動の学……ここでやっと、知識が熟成して、{智慧|ちえ}となる。
 と、なるとさァ。読書は、{避|さ}けては通れない。 
 あたいに未だ備わっていない、新たなる{修行によって体得した能力|スキル}が、必要だってことね♪ あたいの脳ミソ、フルスイングーゥ♪
 BUT、空振りーぃ!! 最悪ーぅ!!
 ……てな{顛末|てんまつ}は、あたいを知る人なら誰でも、容易に推察できるっしょ! たぶん。でもさ。言っとくけど。それって、失礼だよねぇ? 今、気づいたァ? まったく……まァ、いいけどさ。

 で、離島生活で読んだ本の中に、こんな話があった。
 ある大学での、セミナー。
 若い研究者の発表。
 奇想天外な、学習法!
 会場、ザワザワ。
 「そんなもん、できっこないやないかァ!」と、お{偉|えら}い(と、自分で自分の顔に書いてある)教授たち。
 そこで、その若い研究者。それを、{実際にやって見せた|デモンストレーション}。論より証拠! それを、その教授らの面前で、具現化した。「あんたは、偉い♪:」と、言いたいあたい。まさに、{論的証拠|エビデンス}の実証実験!
 目の前で、事実を見せつけられた、新たなる{理念模範|パラダイム}……。言わずもがな、ぐーの{音|ね}も出なかった教授たち……とは、ならなかった。なぜーぇ!?
 事実を見せつけられても、まだ、信じない。「なによッ! この偉ぶったオッサンたち!」と、叫びたい、あたい。
 でもさ。そんなもんさ。特に、大人は。だからあたいは、他人が信じようが信じまいが、どんなに理不尽で{卑劣|ひれつ}な、{謂|い}われなき疑いをかけられたって、一切、気にしない。と、自分で決めた。だから、気にならない。
 〈可能〉とは、受け{容|い}れた人にだけ与えられる称号、ご{褒美|ほうび}さ。信じないヤツらは、思いがない、だから考えない、当然行動なんてしない、だから否定しかできない。
 学ばないんじゃない。学べない。{無様|ぶざま}! 嗚呼、{哀|あわ}れ! だから、雑学は北アルプスとなり、{虚|むな}しく{麓|ふもと}塩尻の草競馬を、ただ無力に見下ろすのみ。だから、智慧が育たないのさ。
 使い物にならない知識が、ただ山積するばかり。だから、いつまで{経|た}っても、ご褒美を{貰|もら}えない。だからいつも、不平不満ばかり。{所詮|しょせん}、人間って、そんな程度さ。
 あたいの、今の最大の課題は、猛スピードで本を読んで、しかも、その内容を読み取ること。そんなの、できっこない? そう思う先輩たち……君に、おまえ! よーく、考えてみなさいよッ!
 雲って、それが湿って、そこに{埃|ほこり}が多層に堆積したメガネのレンズで、まったく自分の知らない目前の新時代の現実を、見てごらんなさいなッ!
 ドロン……ボヤンとした、何か珍妙で、怪しい、そのすべてが、幽霊か亡霊みたいに、見えてくるってもんさ。

 脳に〈味噌〉があるから、「脳ミソ」って言うんだろォ?
 ここからが、あたい的、その**ミソ**さッ!
 況や、自反さッ♪

 【い】 自問。何のためにこの本を読んでいるのか、答えられない。
 【ろ】 自問。この本の何を読みたかったのか、答えられない。
 【は】 自問。なぜ本を読むのが遅いのか、答えられない。
 【に】 自問。読んだ本に何が書いてあったのか、答えられない。
 【ほ】 自問。なぜ読んだことを忘れてしまったのか、答えられない。

 【い】の自反。
 読書とは、明確な目的を持つことから{始|はじ}まる。

 【ろ】の自反。
 目的があるならば、先ずは、森を見よ。
 森全体→木々→枝葉……の順番で、見てゆく。
 {何|なん}のために、そんな手間のかかることをするのか。それは、小さな手間で、大きな手間を殺すためだ。各章および、各節の概要を、瞬時に{掴|つか}み、その本を読むべきか{否|いな}かを、判断する。

 【は】の自反。
 ムロー学人お気に入りの写真読みは、正にここだと気づき、確信した。確かに、目次の写真読みは、有効ね。それを、本文にも、適用すればいいのよね? 但し、その写真読みの目的は、ただ一つ。その本を読むか否かを、判断する……それだけね。

 【に】の自反。
 復習をしないから、全部、一つ残らず、忘れっちまうのさ。読むと決めて、目的を持って読んだからには、必ず、その本の中で、〈ミソ〉を{見|みい}出せたはずでしょ? その〈味噌〉に、自問自答してみる。さすれば、一冊の読書で、二冊分も三冊分も、{美味|おい}しい♪

 【ほ】の自反。
 {漬物|つけもの}ってさァ。置いとくから、美味しくなるんでしょ? {糠|ぬか}味噌は、例外だけどさ。来る日も来る日も、毎日毎日、{掻|か}き混ぜなきゃなんないからッ! まァ、例外の話は、置く。
 読んだことさえ忘れてることって、ない? それって、無駄よねぇ? {正|まさ}に、命のムダ{遣|づか}い!
 読み込んだことすべてを、脳ミソに{漬|つ}け込む。{醗酵|はっこう}させる。熟成させるってことさ。そこでやっと、引き出し可能な、味な、{旨味|うまみ}のある知識になる。それが、智慧ていう、自家製の{糠|ぬか}味噌さ。
 言わずもがな、言うは{易|やす}し!
 だから、言ってみただけーぇ♪
 それを身に着けたいなら、実践……{即|すなわ}ち、行動あるのみねぇ♪

 ヨッコ様に、マザメの{姉御|あねご}♪
 男どもが知命する前に、あたいら三人で、知命しようよーォ!!
 てか、話は飛ぶけどさ。
 スピア兄貴の養母……カアネエのこと。
 あの女、座森屋の血筋の{武童|タケラ}には違いなさそうだけどさ。
 あの女、そのうち、どえらいこと、やらかすよッ!
 これ、女の下腹部の、{勘|かん}!
 そう、直感ってやつねッ♪
 この直感の{具現|ぐげん}を見るのは、悔しいけど、あたいの考えが及ばない、〈未来〉のことになりそうだけどさ。
 この蛇足、みんな、覚えといてよねッ♪
 覚えといて、損はないからさァ……(マジマジ、はいはい)。 

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 _/_/_/ エスノキッズ心の学問「教学編」 _/_/_/
 平成28(2016)年8月創刊
 旧メルマガ名: 「ジージスイッチ」

   《 発行周期 》
 今週の配信は、金土日の朝7時です。
 この周期は、創作の作業段階によって、変動します。
  【い】シントピック・リーディング期間
  【ろ】草稿期間
  【は】メルマガ編集期間
  【に】電子書籍編集期間
 最も時間を費やすのが、シントピック・リーディング期間です。同じ主題(テーマ)の本を、数冊読みます。一つの主題に関して、多層的な視点を持つことによって、どの論説にも{偏|かたよ}らない、客観的な解釈を実現できます。

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 今週の配信は、木金土の夜7時です。
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 最新刊 R3.7.1 発刊予定 『亜種動乱へ(中)』
 既刊 (1) R3.3.1 発刊 『亜種動乱へ(上)』
     289円(税込) ASIN: B08QGGPYJZ

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