エスノキッズ 心の学問「自伝編」
令和2年4月25日(土)号。
一つ、息(いきを)つく。
人間、何事も、慣れてくると、何故か必ず、情けないほど気が緩む。
パラシュートを背負わされ、戦場の最前線に一人落とされたとしても、何か一つのことに慣れるたびに、気が緩む。
これが、恐ろしい。
慣れに感染すると、気が緩み、驕り高ぶりや、過小評価を発症する。
発症した場所が戦場なら、驕り高ぶりは多くの敵を無意味に殺し、過小評価は、多くの戦友を見殺しにする。
これは、間も無く少年期を終えようとしているおれの、個人的な見解だ。
この日記......後裔記の読者の多くは、これから少年期や少女期を迎え、歩みはじめる。
おれが書くことの殆どは、理解できないだろう。
当然だ。
親から頭ごなしに言われても理解出来ないのと、同じことだ。
理解出来ないどころか、反発しか湧いてこない。
ここで、ちょっと考えてみよう ♪
一人の人間が、その生涯で経験し得(う)る出来事は、最大でどれくらいあるだろうか。
ちょっと数えてみたが、埒(らち)が明かない。
恐らく、何億千万、オクセンマ~ン ♪ のモチーフが、少なくともそれくらいの数が存在していることは、間違いないと思う。
元来、飽きっぽいおれ (^_^;)
耐え難きを耐えることができたとしても、精々、半世紀分の経験が関の山だろう。
ということは、......だ。
おれが生涯で経験し得る現(うつつ)のモチーフは、億千どころか、千にも満たないかもしれない、ということだ。
そこでだッ!
先人、先達(せんだつ)、先輩、同輩、後輩の皆々様たちの経験を、自分の経験として取り込もう ♪
さすれば、億千万、オクセンマ~ン ♪ くらいの経験は、決して不可能な数字ではない。
さて。
すでに気付いている後輩たちも、少なからずではないだろうか。
その通り ♪
以上は、余談である。
誰が名付けたかッ!
目次流、写真読みの術......であるが、ここで一つ、言っておく。
この目次の目的は、興味がない、読んでも何の役にもたたないだろう箇所を、読み飛ばすためにある。
読者諸君は言わずもがなだが、筆者も、そしてこれからこの世に début(初登場)するであろう後裔の編纂者も、これをよく心得ることを期待する。
では、その目次。
一、直感は、脱走名人。しかも、逃げ足が速い。天敵は、反対星人!
二、自ら薔薇の種を蒔く。自ら棘に刺さる。痛い。免疫を養う。
三、夢は、我がことにすれば実現する。三種の神器。実現するまで、死ねない!
四、暗い山奥の小川も、辿れば海に出る。不満投棄禁止! 海へ出て失せろ。
五、天才は練習をやめない。辛い日も始めてしまえば、悩む暇なし。
残念なお知らせがあります。
この目次タイトルに、答えはありません。
あるとすれば、『おれの人生』という名の映画の、おれが作っておれが主演する個人的なシナリオのモチーフの一つに過ぎません。
映画を観るなら、他にも方法はいろいろあります。
野山や海辺を歩いて働く人たちを観たり話を聞いたりするのも一つの映画だし、自ら行動して自分の映画を作ってそれを観るのも一つです。
行動や体験をせずに答えを得たところで、それは悩みの種を蒔くことに過ぎません。
天から降ってくるのは答えではなく、恵みの雨。
でもその雨は、悩みの種を芽吹かせ、大きく成長させるだけです。
さあ、歩き始めよう。
さあ、練習を始めよう。
さあ、仕事を始めよう。
さあ、頭に浮かんだことを始めてみよう。
さあ、行動を始めよう。
さあ、自分が主役の映画を作り始めよう。
何もすることがなくなったら、
グビグビ飲み始めよう (*⌒∇⌒*)
無論、ノンアルコール ♪
我輩は、未成年である。
不親切な目次流、以上であります。
令和2年4月25日(土)号
一息 16【なぜ悩みが多いのか。始めないからだ! なぜ不平不満が多いのか。イヤならとっとと出て行け!】学人、ムロー
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生まれもった美質と武の心。
エスノキッズと呼ばれた少年少女たち。
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陽明アドラー武童研
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