MIWARA BIOGRAPHY "VIRTUE KIDS" Virtue is what a Japanized ked quite simply has, painlessly, as a birthright.

後裔記と然修録

ミワラ〈美童〉たちの日記と学習帳

『後裔記』第1集

後裔記107(ミワラ<美童>学級の実学紀行)R3.8.14(土) 夜7時配信

#### ツボネエの実学紀行「指令、武の心でアース号の暴発を{止|とど}めよ」{後裔記|107} #### 《最悪……アマガエルの踊り食いを、回避せよ!》《芝刈りでもなく、洗濯でもなく、山と川に向かう{美童|ミワラ}たち》《病の言い訳と、不可思議な島の子どもたち》…

後裔記106(ミワラ<美童>学級の冒険日記)R3.8.7(土) 夜7時配信

#### オオカミの歩学「偏屈の進化! 銭湯演説とアース焼却炉の秘密」{後裔記|106} #### 《偏屈に{類型|パターン}あり! 和の{民族|エスノ}》《忍び寄る{危機|デインジャラス}! 偏屈に思い{遣|や}りあり》《聴衆はスパイの皆さん! ジジッチョの銭湯演説♪》 …

一息105 ミワラ<美童>の後裔記 R3.7.31(土) 夜7時配信

#### 一息サギッチ「予感? アマガエルの卵、サクラの花びら、ズリズリ山」{後裔記|105} #### 《心配事が一つと、悪い予感が一つ》《サクラの花びらと、アマガエルの卵》《意味不明を連発するムロー先輩……ジジチョウを、探せ!》《ズリズリ山と、ジジチョウ…

一息104 ミワラ<美童>の後裔記 R3.7.24(土) 夜7時配信

#### 一息マザメ「お尻フリフリと*あたい*が投げた問い、その結末」{後裔記|104} #### 《手……ではなく、お尻をフリフリして別れを告げたケツ……元い。ツケが回って、今も尾を引く悲劇の真相!》《ムロー学人が語る……あたいが投げた三つの問い》《層脳……潜在意…

一息103 ミワラ<美童>の後裔記 R3.7.17(土) 夜7時

#### 一息スピア「睡魔に宣戦布告したマザメ司令。ムローが火を噴く」後裔記 #### 《ぼんやりステージ、{アルファー|α}波のぼくたち》《覚醒ステージ(ベータ波)に、揃い踏み!》《変身ムロー先輩が、楽園・味覚・理性を語る》 少年学年 スピア 齢10 一つ、…

一息102 ミワラ<美童>の後裔記 R3.7.10(土) 夜7時配信

#### 一息ツボネエ「川筋の長屋……人生最初で最後?の休養日」後裔記 #### 《ムローの長屋生活、喜ぶスピアの兄貴》《〈風呂〉の観を{呈|てい}さなかった山女の有り{様|よう}》《SAKE、デビュタント!》《この世の〈就寝許可証〉》 少女学年 ツボネエ 齢…

一息101 ミワラ<美童>の後裔記 R3.7.3(土) 夜7時

#### 一息ムロー「オンボロ丸? 頭上のパンツ! 張り付け獄門?」後裔記 #### 《何かの通報かーァ?! 騒ぐ鳥たち》《ツボネエ流、会心の肩車!》《張り付け獄門って、なーんじゃそりゃ!》《死骸風生命体A》《ツボネエの母乳!》 学人学年 ムロー 齢17 一つ…

一息100 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.26(土) 夜7時

#### 一息サギッチ「{處女篤考|ショニョトッコウ}……この世の最期に、思うこと。{鰯|イワシ}のウイリー!!」後裔記 #### 《 矢庭の荒天 》《 一瞬、一瞬の連続…… 》《 運命の時…… 》《 後悔……慈愛 》 少年学年 サギッチ 齢9 一つ、息をつく。 ……と、いうこと…

一息99 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.18(金) 夜7時

#### 一息オオカミ「昔ノ大人ハ、{尖|トガ}ッテタンダヨッ!」後裔記 #### 《 穏やかな抵抗 》《 船長の選択 》《 軍艦{鮫|ザメ}と闇夜の二人 》 学徒学年 オオカミ 齢13 一つ、息をつく。 《 穏やかな抵抗 》 ヒヤ間は、確かに狭かった。 だが、照明が、効…

一息98 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.12(土) 夜7時

#### 一息スピア「アメノウズメも、ビックリ仰天! 震撼と{驚愕|きょうがく}の船出」後裔記 #### 感動の見送りの場面が……震撼! 一度の下見もなく越してきた宿舎……{家船|えぶね}。その{船住居|ふなずまい}という{様式|スタイル}に……驚愕! 台風の常識を逸し…

一息97 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.11(金) 夜7時

#### 一息オオカミ「壮行はジジサマ、見送りは包帯先生と生徒たち」後裔記 #### 息恒循の{伝霊|でんれい}に{順|したが}って目覚めた深夜、思わぬ夜会! *ジジサマ*の、〈贈る言葉〉らしき講釈。見送りに来てくれた*包帯マスクのおねえさん先生*と、*その生徒…

一息96 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.5(土) 夜7時

#### 一息サマザメ「おねえさん先生が奏でる音術と、あたいが叩く木魚」後裔記 #### おねえさん先生の立ち居振る舞いを見て、まだ{杖|つえ}の扱いが不慣れなことに気づけなかった、あたいのボンクラ頭! それに*早く気づけ*よとばかりに、ポンポンポンと、木…

一息95 ミワラ<美童>の後裔記 R3.6.4(金) 夜7時

#### 一息サギッチ「{猥雑|わいざつ}と残酷を秘めた包帯の女。その魅惑の正体」後裔記 #### 自然と自然に遊ぶ幼い子どもたち。その自然を自然に操る和の人たち。美しい女先生が奏でるオルガンの音。それに合わせて歌う無邪気な子どもたち、女先生自慢のの精…

一息94 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.29(土) 夜7時

#### 一息スピア「天空に延びる段々長屋。和の人たちの世界観!」後裔記 #### 崖上の廃墟で無事に合流した、ぼくら四人。オオカミ先輩に連れられ、峠を越える。そこには、なんとも不思議な段々長屋! しかも現れたのは、あのジジサマ♪ 徐々に明かされる、和…

一息93 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.28(金) 夜7時

#### 一息オオカミ「意外な真実をあれやこれやと明かす和の人ジジサマ」後裔記 #### マザメが突き付けた課題……それは、おれたちの国の急所だ。おれたちの国に、語ることさえ許されず亡びゆく{同胞|はらから}がいる。親日家なんて{居|い}ないってことに気づき…

一息92 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.22(土) 夜7時

#### 一息マザメ「連行されてザペングール島に渡った{余所|よそ}者、あたい!」後裔記 #### その一日……ある言葉だけが、{鰯|イワシ}の小骨よろしく、心の{喉仏|のどぼとけ}に{痞|つか}えている。漂海民。そこに思いを{馳|は}せると、スピアの記憶の中の爺さ…

一息91 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.21(金) 夜7時

#### 一息スピア「ぼくらの離島疎開、ヒノーモロー島。その最後の日」後裔記 #### 思い出に{浸|ひた}ることも、{莫|まく}妄想なのかな。{出立|しゅったつ}の集合場所、{山城|やまじろ}の史料室。その集合時刻に大きく遅れた、ぼくとサギッチ。マザメ先輩の{…

一息90 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.15(土) 夜7時

#### 一息サギッチ「別れの時令、アメノウズメも{驚愕|きょうがく}の{乙女子|おとめご}の純心」後裔記 #### 知らなかった。この島の森を襲った*悲運*の顛末……そして、その真相! オオカミ先輩にダメ出しするトンビ。鳴き方教室で稽古に励む{鶯|ウグイス}{嬢|…

一息89 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.14(金) 夜7時

#### 一息スピア「梅子が明かすヒトの正体。マザメの心の奥に突入」後裔記 #### *別れの日*が迫っていた。梅子さんの別れの言葉は、警告であり、現実であり、*深刻*だった。梅子さんは、案内してくれた。マザメ先輩の心の*深層*にある循観院に。マザメ先輩の…

一息88 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.13(木) 夜7時

#### 一息マザメ「循観院に珍客! 梅子さんが連れてきた謎の五人」後裔記 #### そうです。あの追ん出しゲームの五人組が、あたいの島(森)を荒らしに(?)、梅子さんに連れられやって来た! その{齢|よわい}に、唖然! その女の子の言い草に、{感奮|かんふ…

一息87 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.8(土) 夜7時

#### 一息オオカミ「爺さんの{謀|はかりごと}が臭う! おれと二羽の航海実習」後裔記 #### ジジサマが、*伝えたかったこと*。我ら自然{民族|エスノ}、{武童|タケラ}の使命、おれら{美童|ミワラ}の使命、文明と和の{民族|エスノ}の{子等|こら}の使命。そして…

一息86 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.7(金) 夜7時

#### 一息オオカミ「宴(?)の後、入江の突端で起きた意外な展開」後裔記 #### 妄想に陥りそうになったおれを現実に引き戻してくれたのは、意外にもトンビとウミネコの*価値ある*(?!)対談だった。そして、急展開の*首謀者*……あの爺さんが、姿を現した! 学…

一息85 ミワラ<美童>の後裔記 R3.5.1(土) 夜7時

#### 一息サギッチ「生意気五人組の{莫妄想|まくもうそう}VSスピアの屁理屈!」後裔記 #### どうやってこっちの島に来たのか。隣りの島の、オッサン追ん出しゲームの子どもたち。正に、数学徒! しかも、莫妄想と、きたもんだ。我らが屁理屈学徒スピア♪ い…

一息84 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.30(金) 夜7時

#### 一息マザメ「嵐の{跡|あと}。和歌の調べと、気に{障|さわ}る男どもの一言」後裔記 #### 飛び立つ嵐あり、森へ帰る嵐あり。太陽は、ずっと見ていた。太古より連綿と、{已|や}むことのない、ヒト種の退化。*生きることと、死ぬこと*。動くときと、隠れる…

一息83 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.24(土) 夜7時

#### 語るスピア「第三話承知! 迷った時は、動きが多い方を選ぶ」後裔記 #### その後の話の要約、承知。送別会の話を、{締|し}め{括|くく}る。サギッチに一言。この島を出るかどうか、ぼくだって*迷った*。でも、*動きが多いほう*を選んだ。それが、*行動の…

一息82 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.23(金) 夜7時

#### 語るオオカミ「秘密基地で送別会! その第二話」後裔記 #### 自然の一部の生きものとして、それぞれが己の種の宿命と*闘い*ながら、*必死*で生きている。変わらなければ、進化しなければ、生き残れない。それが*解っていても*、日々*切磋琢磨しても*、…

一息81 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.17(土) 夜7時

#### 後裔記「秘密基地で送別会! その第一話」 少年サギッチ 齢9 #### いつもの{類型|パターン}。スピアが言った。「ぼく、この島出るから。*おまえ*、*どうする*?」 次。「明日、ぼくらの送別会。ぼく行くけど、*おまえ*、*どうする*?」 で、*幽霊*主催…

一息80 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.16(金) 夜7時

#### 後裔記「自室文化♪ カアネエ偏と、シンジイ編」 少年スピア 齢10 #### *予感*! カアネエとシンジイとの*最後*の対話の夜が、もう間近まで迫ってきている。カアネエの*自室*と、シンジイの*自室*……まるで遠い過去を回想するかのように、*懐かしんでいる…

一息79 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.15(木) 夜7時

#### 後裔記「半分寝ながら飛ぶ梅子! {余所|よそ}者の極意」 学徒マザメ 齢12 #### {燕|ツバメ}の母ちゃんが語る、*極意の数々*! 離乳食調理法、余所者の{掟|おきて}、旅路の心得、カモメの爺さんに{訊|き}く{危|あや}うさ、*寝ながら飛ぶ*睡眠法! 一つ、…

一息78 ミワラ〈美童〉の後裔記 R3.4.10(土) 夜7時

#### 後裔記「元旦の食卓。カアネエ特製{鱠|なます}風生ワカメの秒殺漬け」 少年スピア 齢10 #### 元旦の夕方、カアネエ帰宅。*大望の*元旦の食卓は、ぼくが何気にヤケクソに提案した通りの*珍妙メニュー*。カアネエの御託が炸裂! *ぼくの性格*から、*乱世…